オーストラリア🇦🇺といって
一般的に思い浮かべるイメージは
青い空にコバルトブルーの海岸線でサーフィン
広大な土地でのんびり暮らす人たち
はたまた世界の暮らしやすい街ランキングの
トップ圏内にいつもいるとか
ざっとこんなイメージで間違い無いと思う
今の仕事を始めたのが約4年前
この新しい環境で改めて気付かされた事がある
オーストラリアって意外と
自殺が多いということ
私の経験上女性は1人しか聞いた事がなくて
自殺を成し遂げた人未遂の人全員が男性だった
年齢は若くティーンエイジャーから
せいぜい50歳手前の人ばかり
死にたくなる原因は人それぞれ違うだろうが
ほぼほぼの人に当てはまっていたのが
精神的な問題を抱えていたこと
一説ではオーストラリア人男性の5人に1人が
うつ病もしくは何らかの問題を抱えながら生活しているそう
それにしても最近になって職場関係の
誰々の弟が.....誰々の息子が.......
この頻度は異常じゃないのかと言うほど
よく聞くようになってしまい
オーストラリアの若者の生きづらさは
決して一過性のモノではなくして
これからもじわじわと増えて行くのだと思う
日本では昔からよく聞く引きこもりも
多くなってきたし私の身近でもこれはよくある
アルコール問題の深刻さは日本の比じゃないと思う
近年オーストラリアの賃金が上昇し続けた結果
平均年収は800万円をゆうに超えて
家の値段に家賃も高騰しておかしなことになり
外食に行くのを躊躇してしまう物価高にも慣れた最近では
リタイア後に収入がない状態でオーストラリアで暮らすメリットって正直言ってあまり無いような気がする
そしてこの国も高収入を得るために学歴を重視していて大学に行かない人はまるでそこで人生が終わったかのように考えている人が大半だ
この国の若者もスマフォにSNSにどっぷりと浸かり
他人と自分を比べてばかりいる
この機会にこうしてオーストラリアの現場を
ブログに書いてみたら
この国は他国に比べて高収入率を保っているけれども
いつの間にか実に生きづらい国に
なってしまっていたんだなと正直思う
コバルトブルーの海を見ながらゆっくりと暮らす
オーストラリア人はもう過去の幻想だ
今のオーストラリアでは変わり者に終わった人である